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田渕直也のトレーディング・テキストブック(20)

 

 

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第20回 プロスペクト理論が示唆する投資家心理


今回は、前回少し触れたプロスペクト理論の概要を見ていきます。プロスペクト理論は、簡単にグラフに表すと下図のようになります。

 

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ここに掲げたのは、利益と損失に対する効用曲線です。横軸が利益または損失を表し、縦軸がそれに対する満足度(効用)を示しています。
まず利益が出ている右上のエリアを見てみると、上に膨らんだ曲線となっています。これは、いったん利益が出ると、そこから追加で利益が出た時に得られる満足度よりも、一度得た利益が失われるときの満足度の喪失の方が大きくなることを意味しています(図のbよりもaの方が大きい)。これが、利食い売りを急がせる働きをしているわけです。


次に、損失が出た時の左下のエリアを見てみましょう。ます注目すべきは、損益分岐点を挟んで、利益側と損失側の効用曲線の傾きが違っている点です(横軸と縦軸が交差するところで曲線が屈折している)。これは、人が利益を狙うよりも損失を恐れる気持ちが強いことを示しています。実はこの点が、投資における大きな収益源となるリスクプレミアムと呼ばれるものの源となるのですが、その話はまた別の機会にしたいと思います。


次に曲線の曲がり方ですが、こちらは利益側と違って下に膨らんだ曲線になっています。これは、いったん損失を被ると、そこから追加でさらに損失を被った時に失われる満足度よりも、一度受けた損失を取り返すときの満足度の方が大きいことを示しています。だから、損失を被ると、その損失を確定させることができず、塩漬けにしてしまいがちになるのです。


プロスペクト理論は、利益と損失に対する人間の心理的反応をモデル化したものにすぎませんが、多くの実証実験から導かれたものであり、実際に観察される投資家の投資行動もこのプロスペクト理論でうまく説明できるように思われます。ちなみに、このプロスペクト理論は、ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって提唱され、カーネマンはそれらの功績で2002年のノーベル経済学賞を受賞しています(トベルスキーはすでに亡くなっていたため、授賞対象とはなりませんでした)。
「すぐに利食って、すぐには損切りしない」という経験論は、このプロスペクト理論によって理論的な裏付けを得たというわけです。ここで久しぶりに新たな教訓です。

 

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トレードを成功させるためには、こうした心理的傾向をいかに抑えるかが重要になっていきますが、次回はその点について考えてみましょう。

 

(つづく)

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金融商品取引業 助言・代理業 関東財務局長(金商)第2736号
一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02651号
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