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金融市場に潜む不安定性 田渕直也のトレーディング・テキストブック(17)

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第17回 金融市場に潜む不安定性

 

前回、バブルでは、相場上昇そのものがさらなる相場上昇の原因になるめ、非合理的な水準にまで相場が上昇してしまうことを見てきました。これは、以前お話しした、相場を増幅させるフィードバックの最たるものです。ここで少しだけ堅苦しい話をさせてください。経済学では、何らかの原因によって需要が増大すると、価格が上昇し、その価格上昇によって需要が減衰して供給が増えるため、やがて新たな均衡価格へと落ち着いていくことが想定されています。市場には、ショックを吸収し、すぐに新たな適正価格を発見する機能が備わっていると考えられているのです。

 

ところが、これまでの話は、この経済学の大前提と全く異なっています。バブルでは、相場が上昇すればするほど株式に対する需要が高まります。一方でバブルは弱気な投資家を淘汰していきますから、株式を売る人、つまり供給は相場上昇に伴って増えていきません。その結果、相場上昇が起きると需要が増大し、それがさらなる価格上昇を招いてしまいます。逆もまた然りです。経済学の標準的な考えでは、需要が減少すると価格が下がり、それが供給の減少と需要の回復を招くので、価格は新たな均衡水準へと向かっていきます。しかし金融市場では、価格が下落すると買い手が一斉にひいてしまう一方で、焦った投資家が我も我もと売り方に回るため、供給が増加します。それが一層の価格下落を引き起こし、連鎖的な暴落に発展していきます。これは、金融市場が本質的に安定せず、ときに適正価格からどんどん遠ざかって行ってしまう性質を持つことを意味しています。


それでは、そろそろ本題に戻って、こういう性質を持つ市場といかに付き合っていくべきかを考えることにしましょう。一つ目の考え方は以前ご紹介した「音楽が鳴り続けている間は踊りつづけよう」派で、二つ目がジョン・ポールソン流の一発逆転、逆張り投資派です。

 

「踊りつづけよう」戦略は、自己増幅するという相場の性質からみると合理的な戦略に見えます。バブルがいかに非合理的な価格を形成しつつあるかなどと考えず、またバブルがいつ崩壊するかを予測したりせず、バブルが崩壊したことが明らかになるまで買い続けるのです。ただし、この戦略のリスクは一般に考えられているよりも実は大きいと思われます。この戦略は言い方を変えると、「バブルの崩壊が始まったらすぐに手を引けばいいさ」ということになるのですが、実際にバブル相場の反転が始まった時に、それがバブルの中休みにすぎず絶好の買い場となるのか、それとも本当にバブルの崩壊を告げるものなのかを理性的に判断できるとは限りません。いいえ、バブルの熱狂に身をゆだねてしまった以上、突如として理性的な判断を取り戻すなどというのは一種の希望的観測に過ぎないというべきです。本当にバブルが崩壊したと理解できるのは、たいてい相場の大暴落のさなかです。しかし、実際に大暴落が起きたときに、ポジションを売却して損失を確定させるのは、これがまた実に困難なこととなります。

 

また、音楽が鳴り続けている間、踊り続けるのも実はとても難しいことです。たいていの場合は、ちょこちょことつまみ食いをするのに忙しく、たっぷりと踊りきることはできません。つまり、相場上昇で存分に儲けることは出来ず、バブルが崩壊したときに適切にポジションを縮小することもできないというのが最も起こりがちなパターンです。このあたりはトレーディング戦略を考えるうえでとても重要な点なので、次回以降で、行動ファイナンスの知見などを取り入れながら再びお話ししたいと思います。

 

さて、もう一つの逆張り戦略です。これについてはすでに述べたとおりです。儲けが出た時の勝ちっぷりはすさまじく、誰でも憧れてしまうのですが、ポールソンの名前を思い浮かべる前に、ポールソンになれずに消えていった無数の逆張り投資家がいたはずであることを思い起こすべきだと思います。逆張り戦略をとるなというのではありません。バブルが予想外に長く続く可能性を忘れずに慎重に行うべきだということです。私個人は、逆張りにあこがれつつもこの戦略でうまくいったためしがないので、どちらかというと「踊りつづけよう」派です。ただし、「音楽が鳴っている間は踊りを止めてはいけない。でも、いつでも帰れるように帰り支度は決して忘れずに」というのが、とりあえずの私の結論です。

 

 

(つづく)

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金融商品取引業 助言・代理業 関東財務局長(金商)第2736号
一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02651号
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