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(注)「ブーメラン投資戦法」とは、シグマインベストメントスクール学長の考案による、ペアトレード手法の名称です。 

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リスク・リターンの関係を表すシャープレシオについて

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投資では頻繁に「リスクとリターンの関係」という言い方がされます。リスクとリターンの関係を示す指標として代表的なものがシャープレシオ(Sharpe Ratio)と呼ばれるものです。

シャープレシオの計算は次のとおりです。なおこの指標は、投資理論の大家として有名なスタンフォード大学のウイリアム・シャープ(William Sharpe)教授が提唱したものです。

 

シャープレシオ = リターン(R) ÷ 標準偏差(σ)

 

簡単な例でシャープレシオを理解しておきましょう。

Aさん、Bさん、Cさんの3人がそれぞれ投資A、投資B、投資Cをした結果が下の表に示されています。「投資のリターンとリスク」という観点では、誰が一番優秀だったでしょうか。

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投資Aと投資Bを比較すると、投資Aの方が高いリターンを実現しましたが、リスク指標である標準偏差も高いので、ハイリスク・ハイリターン型の投資と判断されます。これに比べ、投資Bはローリスク・ローリターン型の投資です。リスクが高ければリターンが高くて当たり前と言えるでしょう。失敗すれば大きな損失も覚悟の投資だからです。

シャープレシオはこの二つの投資の優劣を判断する指標であり、リスク1単位に対するリターンを示すものと言うことが出来ます。ともにシャープレシオが2.0ですから同点です。とは言え、同じシャープレシオなら別の観点から、利益額のより大きなAさんに軍配は上がるかもしれません。

 

しかしもし、二人が金融機関に勤務する業績主義のプロのトレーダーだとしましょう。金融機関としてはAさん、Bさんのどちらにより多くの賞与を払うでしょうか。これは難しい問題です。安全志向の金融機関ならBさんでしょう。ある程度リスクを取らないと発展も無いと考える積極経営の金融機関ならAさんでしょう。この判断は数字ではなく、投資哲学に属する問題なのです。

 

投資Cはシャープレシオが4.0ですから3人中、一番優秀と判断されます。変動の小さい(=標準偏差が小さい)相場を相手に、Bさんと同じリターンを挙げたCさんの腕は賞賛されてしかるべきなのです。

 

 

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